大平山・晃石山・馬不入山・岩船山

一般コース

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アクセス・コースタイム

2023年12月17日(日) 晴れ
電車:京成高砂駅[4:55発]-東武新大平下駅[6:30着]
    京成189円+東武線株主優待券750円
 
徒歩:東武新大平下駅[6:35出]-登山口(石段入口)[7:00着]-
   -そば屋「いろり庵」[7:28着]-茶屋「いずみ屋」[7:35着]-
   -大平山神社山門[7:45着]-大平山神社[7:50着]-
   -奥宮[8:00着]-大平山山頂[8:05着]-
   -電波塔[8:17着]-ぐみの木峠[8:23着]-
   -パラグライダースタート地[8:42着]-晃石山山頂[8:47着/8:53出]-
   -青入山山頂[9:08着]-桜峠[9:20着]-
   -馬不入山山頂[9:50着(昼飯)10:06出]-小ピーク[10:20着]-
   -車道(ぶどう通り)横断[10:35着]-車道[10:40着]-
   -岩船山大勝寺[11:05着(散策)11:25出]-石段下りきる[11:30着]-
   -JR岩舟駅[11:42着]
 
電車:JR両毛線 岩舟駅[12:03発]-JR栃木駅[12:12着]-
    -東武栃木駅[12:33発]-押上駅[14:18着/14:24発]-
    -京成高砂駅[14:32着]
    JR199円+東武線株主優待券750円+定期券

【はじめに】

12月になっても気温は20度近い日もつづく。今年の冬は暖冬だ。
しかし、今朝は違っていた。
冬型の気圧配置に加え、北日本上空には寒気が流れ込み、暴風と高波、大雪警報が日本海側に発令された。
その影響で、関東地方でも風が強く、山頂でゆっくりコーヒーも淹れれれなかった。
 
山はそれほど高くなく、あっという間に登りきり、昼前には下山してしまった。
やはり人気の山で、今日は日曜日ということもあって登山者が多かった。
 
今回の山行は、5月以来、半年もブランク空いていたので、体力に少し不安があった。
もうひとつの不安はやはり熊だ。
今年は冬になっても冬眠しない熊が多いとネットで情報発信されている。
でも、今回の山域では、おそらくいないだろう。

 
 

12月17日(日)

風が強いのは、電車に乗っていても分る。特に竹林がしなるのでよく分る。
 
東武線新大平下駅、いつもは通過するだけだが、今日は初めて下車する。
駅の階段からは、今日歩く大平山から馬不入山の尾根が見渡せる。

 
住宅街を抜け、県道とJR両毛線を横断する。

 

 
駅から30分弱で大平山の登山口の石段の下に着く。
長い石段を70メートルほど登る。両脇は杉や檜で暗い。
暗いはずである、やっと陽が昇ったばかりだから。

 

 
石段が終わるとなだらかになり、視界が広がる。
正面に見える大平山から晃晃石山の紅葉が朝日に照らされきれいだ。

 
再び杉林の道を進み、車道を横断し、徐々に登る。

 
すると突然明るくなり、駐車場にでる。少年自然の家の近くのそば屋「いろり庵」だ。
駐車場から南に関東平野が広がっていた。東の外れには筑波山の双頭も見られる。

 

 
そこからは車道を進む。徐々に登ると、また、駐車場が現れる。
ここがネットで紹介されていた団子屋だ。

 

 
駐車場からは、関東平野のその先に名峰冨士が雪をまとって姿を現わした。
その手前には丹沢山魂。右には奥秩父と上州の山々だ。
観光協会の看板によると、ここを「謙信平」と言うらしい。

 

 

 
車道は少し下りになり、ワイ字路を右に下る。

 
すると見えてきたのは、赤い大きな山門。大平平山神社の山門だ。
ここから石段の登る。登山者が数組いる。

 

 

 

 
登りにつれ、本殿が見えるといっきに明るくなる。

 
大平平山神社はきれいな神社だ。
ここで、今日の登山の無事を祈る。
境内からは、やはり平野を見下ろすビューが楽しめる。

 

 

 

 
境内の右にある山道を登る。
途中で、奥宮をお参りする。

 

 
露岩がでてきてやっと山道の感じがする。

 
神社から15分ほどで山頂が見えてくる。

 
8時5分、大平山 341メートルの山頂に到着。
祠があるだけで、眺望は良くない。少々、寂しい山頂だ。
県が建てた案内板には、この祠は富士浅間神社だそうだ。

 

 

 
下って西に向かう。下りきると車道に出るが、そこには入らず、尾根沿いの道を進む。

 
少しすると電波塔の脇を通過する。

 
その先にはベンチがある広場に出る。ここが「ぐみの木峠」だ。
ここを南に下れば大中寺に行けるようだ。

 

 
その先は明るい尾根になり、徐々に登る。
風は強いが日差しは暖かい。
 
すると南の展望が広がる。
出発した新大平下駅方面から、これから向かう岩船山も見られる。

 

 
さらに進むと、今度は日光方面が見られる。
白根山、男体山、真名子、女峰山が少しだけ雪をまとっている。
 
その先、左手に立入禁止の標識がある。
ここがパラグライダーのスタート地点だ。

 
そこからほどなく、根がらみの道の先、山頂が見える。

 
8時47分、晃石山 419.1メートルの山頂に到着。
山頂には、小さいながら立派な祠と一等三角点の石標がある。
そして、南から西に向けた眺望が楽しめる。
富士山の手前には、三毳山も見られ、西には赤城山から袈裟丸、庚申山も見渡せる。
手前は、安蘇山魂の山々だ。
しかし、寒い。風が無かったら、ここでゆっくりすることもできるのに残念。

 

 

 

 

 

 

 
急な下りのあとは、明るい尾根のアップダウンの道が続く。

 
青入山は西の眺望が良い。

 

 

 
下り始めると途中から、擬木の手摺が設置されている。
急な下りなので、この手摺は助かる。

 
下りきるとそこが桜峠だ。
東屋の他にもベンチもある。
西の眺望が良い。
山桜があったから桜峠と名付けられたそうだ。
確かに桜の大きな樹がある。

 

 

 

 

 
桜峠から先は、緩やかなアップダウンの明るい尾根が続く。

 
露岩が点在する尾根を通過すると山頂は近い。

 

 
9時50分、馬不入山、345.2メートルの山頂に到着。
西の眺望が良い。
登山者の一人が、上州 荒船山の艫岩(ともいわ)が見えると説明していた。

 

 

 

 
ここで、お昼のおにぎりを食べる。
風が強く寒かったので、コーヒーを淹れるのは諦める。
 
山頂から、岩舟駅方面の看板がある。
下りは急で、落葉もあり、滑りやすい。

 
100メートルほど下ると、小ピークを登り返す。

 
そこを超えると、今度は擬木の階段を下る。

 
50メートルほど下るとワイ字路になるが、そこは左に進む。

 
今度は、丸太の階段になり、鉄塔が見えるともう下界は近い。
車の往来が多い「ぶどう通り」を横断し、広い道を進むと車道にでる。

 

 
「ぶどう通り」を渡り、又、遊歩道を歩くと、今度は農道にでる。
右手にため池を見ながら少し歩く。

 
民家が見えてくると、その向こうに崖が現れる。岩舟山だ。

 

 

 
山に向かう舗装道を九十九に登ると、途中で大岩を覗ける場所がある。

 
50メートルほど登ると、赤い山門が見えてくる。

 
11時5分、岩船山 大勝寺に着いた。

 

 

 

 

 

 
ここの山門も立派だ。
境内は広く、三重の塔や、孫太郎尊本殿などを参拝する。
風が強く、眺望の良い孫太郎尊本殿も、早々に下ってしまった。

 

 

 

 
山門に戻り、駅に向かう。
そこには町の展望台がある。
ここから町を見渡せる良い場所だ。

 

 

 
展望台から長い長い石段の下る。幅も狭く歩き難い。

 

 

 
5分ほどかけ下りきる。もう駅は近い。
時刻表を調べると12時3分発の列車がある。
タイミングが良い。急いで岩舟駅に向かう。

 

 

 
ぶどう通りを西にいくと市の施設:游楽楽館があり、日帰り入浴ができるようだ。(水曜休館)

 

【編集後記】


 
 ( ^^) _旦~~  半年ぶりの山歩きに選んだコースだったが、少し短すぎた。
 それと風が強く、途中でコーヒーでも淹れられなかったのが残念だ。
 それでも山は・・・、楽しかった。

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