山行記録 2011年 No.3 | |
9月8日(木) 日帰り山行 | |
日光 白根山 2578m 中級コース | |
アクセス |
![]() 自分は振替休日、息子は夏休み。 そして天気は「晴れ」 これは山に行くしかない。 白根山の岩壁と、五色沼とのコントラストが最高だった。 (^^♪ |
朝、まだ日が昇る前、駅のホームで電車を待つ。 これから4時間掛け、日光湯元温泉まで行く。 ![]() 東武日光駅からバスに揺られ、いろは坂に差し掛かると、右手に「赤薙山」「女峰山」「大真名小山」そして、「男体山」が目に入る。 ![]() 9:00 湯元温泉を出発。 大きな駐車場に観光バスが何台も停まっている。 近くには、観光案内所もある。ここで日帰り温泉のパンフレットをもらう。 周辺は、ホテルが並ぶ観光地だ。山の格好をしてるのは、自分達二人だけだった。 ![]() 9:15 スキー場に着く。ここから、ゲレンデを歩き、一番上まで行く。 ![]() ゲレンデの草の間には、鹿の糞が沢山あった。 途中から、工事用の道を歩く。 ![]() ![]() ゲレンデの一番上まで行くと、工事現場のヤードがあった。ここが山道の始まり。 航空写真を使った案内板があった。 ![]() ![]() 白樺沢の堰堤の脇から山道に入る。 道は、シラビソ林の中、台風の爪痕が残る、急な登りだ。 樹の周りの土は雨で流され、樹の根は滑りやすく気を使う。 ![]() ![]() ![]() 暫く歩くと、足の裏がパカパカしだした。 見ると、靴底が剥がれ、口が開いていた。 靴が壊れた。初めての体験だが、古い靴は、劣化でこうなるらしい。 まさか、山で、そうなるとは・・・ 靴ひもで、これ以上剥がれないように縛りつけ、だましだまし歩く。 ![]() シラビソ林からシャクナゲ林に変わり、先が明るくなった。 11:13 2150mの尾根に出た。西側の景色が良い。 ![]() ![]() ![]() ここからは尾根沿いの緩やかな道に変わる。 ![]() 白い砂の開けた場所が見えた。 11:44 「天狗平」に到着。 木陰があって、休みにはちょうど良い。 ![]() ![]() この辺りに、マルバタケブキの群落があった。 周囲は、ダケカンバの林に変わり、森林限界が近い気がする。 ![]() 12:03 突然、正面に「日光白根山」が現れた。 とたんに周囲は開け、右に「前白根山」の山頂が見えた。 ![]() 12:15 「前白根山」 2373m 山頂に到着。 真正面に「日光白根山」。眼下には「五色沼」。 360度パノラマ。 最高の景色に、暫く見とれる。 \(^o^)/ ![]() ![]() ![]() 「五色沼」のコバルトブルーを見ながら、ガレた斜面を少し下る。 ![]() ![]() 下ると、草原の道に変わる。 「中禅寺湖」「男体山」が遠くに見える。 ![]() ![]() 12:30 「避難小屋」に下る看板。 岩がゴロゴロした道を下る。 日陰のせいか、木々が少し紅葉し始めている。 ![]() ![]() 12:42 「避難小屋」に到着。 建物は古いが、冬でも使えるよう、2階へのハシゴが付いている。 ![]() ![]() 広い谷沿いの道を山の裾野まで進む。 ![]() そして、いよいよ最後の登りが始まる。 急な登りはきついが、どんどん高度を稼ぐのが分かる。 ![]() ![]() すると今度は、靴の前側が口を開けた。 前も後ろもパカパカしながら歩くが、下山のことが心配になる。 完全に剥がれたら、下山できないかも・・・ (T_T) ![]() 登りは結構きつかった。 ドーム型の山は、あとどれくらい登ればいいかが分かりにくい。 利貴はもうバテバテ。 ![]() ![]() 山頂の手前で、珍しい物を発見した。 「ツルコケモモ」の群生。 まだ、熟していないので、食べるとすっぱい。 (#^.^#) これをジャムにしたら、良いだろうなあ。 ![]() 13:48 「日光白根山」 2578m 山頂に到着。 360度の大パノラマ。 ![]() ![]() 東は、左から「太郎山」「女峰山」「小真名子山」「大真名子山」そして「男体山」 ![]() 南は、「錫ヶ岳」「笠ヶ岳」その奥には「皇海山」が見えているのか? ![]() 西は、奥の方に「武尊山」 ![]() 北西は、「至仏山」と「燧ケ岳」 ![]() 北は、手前に「丸沼」「菅沼」 その先には「奥鬼怒山」の草原が見える。 更にその先には「会津駒ケ岳」が。 ![]() 「五色沼」をバックに昼飯にする。 ![]() そこに、後から着た髭仙人みたいなご老人に、バスの時間を聞かれた。 そういえば帰りのバスは調べてなかった。 髭仙人曰く、5時のバスの後は、6時で最終とのこと。 ゆっくり山頂を楽しむ予定を変更して、下山の準備。 非常用小物を入れた袋からガムテープを出し、靴に巻く。 色がピンクだったので、すれ違った登山者から「変わった登山靴ですね」と言われた。 ![]() 14:15 下山。ガレた急な下り坂だ。 ![]() ![]() 真下に見えるのは「弥陀ヶ池」 山頂から見るとブルーだが、間近で見ると泥色だ。 ![]() 14:51 下りきり、平らになった道に出る。 ここが分岐で、右の「弥陀ヶ池」方向へ向かう。 「弥陀ヶ池」を通過し、「五色山」に向かう。 ![]() 「五色山」の登りで鹿に遭遇。 丹沢の鹿と違って、人間に近づかない。いいことだ。 ![]() 「五色山」の手前、平らな尾根で、登ってきた「日光白根山」をバックに記念撮影。 ![]() 15:35 「五色山」山頂に到着。 周囲は笹原で東側の景色が良い。 ![]() 暫く笹原の道を進む。 山にガスが掛かり始めた。 スタート地点の「湯元温泉」が見える。 ![]() ![]() 15:56 「国境平」に到着。 この尾根をこのまま進むと「金精山」「金精峠」に続く。 ここから「湯元温泉」に下る、マイナーな「中曽根尾根」を下る。 ![]() マイナーな道だけあって、笹だらけで、道はえぐれたワダチのような道。 きつい下りを1時間強歩く。 ![]() 17:02 やっと林道に出る。 暫くすると舗装された道に出る。民宿やホテルが左右に建ち並ぶ。 「日帰り温泉」の幟を見つけ、飛び込んでみると、みな「14時まで」とか「団体客がいるから今は無理」とかの返事ばかり。 がかりしてバス停まで行く。17:12 バス停でバスの運転手や観光客に聞くが、無駄骨に終わる。 結局、温泉をあきらめる。 そうこうしているうちに、17:15発のバスに乗り遅れる。 18:25発のバスで東武日光駅へ。 そして、東京へ・・・ ( ^^) _旦~~ |
「日光白根山」良い山だ。 (^。^)y-.。o○ |
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