山行記録 2011年 No.2
8月15日(月)〜16日(火) 避難小屋1泊山行

谷川岳 1963m 茂倉岳 1977m 中級コース
 

アクセス
 
8/15 行き
5:15 JR上野駅発 新前橋行き乗車 2940円
新前橋で高崎行きに乗換 高崎で水上行きに乗換
8:50 水上駅着
駅前からタクシーで谷川岳ロープウェイ 土合口駅に向かう 3460円/4人
9:50 ロープウェイにて天神平駅に到着 1200円
 
8/16 帰り
13:59 土樽駅より越後湯沢経由、新幹線にて上野
 

 
お盆にどこに行くかと話し合い、今年は谷川岳にした。
このコースは28年前にロープウェイも使わず日帰りしたコースだが、気力・体力は当時と変わり、今回は避難小屋泊まりで行ってきた。
 
谷川岳は、岩登りでも来たことがあるが、縦走も楽しい所だ。
(#^.^#)
 
8月15日(月)お盆休み 晴れ→雨
水上駅に8:49に着いたら8:57のロープウェイ乗り場行きバスに間に合うはずだった。が、電車が遅れたため間に合わず、次のバスが1時間後と聞き、タクシーと交渉して料金を値引きしてもらった。
4人割り勘で水上駅を出発し、ロープウェイ駅に向かう。

 
ロープウェイ駅で切符を買い、すぐに乗込む。
混んではいるが、ロープウェイが昔と比べ大型(22人乗)になったから、待ち時間は少ない。
 
 
9:50 天神平駅に着き、レストランでトイレと、水筒を満タンにする。
 
 
10:15 天神尾根に向け出発。
途中、クサリが掛かった所があるが、問題なく通過。
 
 
10:55 「熊穴沢避難小屋」に到着、一本。
この頃までは晴れていた。その後、天候は下り坂に。
 
 
11:20 岩場で視界が開けた所で一本。 振り替えると天神平のスキー場が見える。
 
 

 
見上げると山頂はガスって来た。 足元には紫色のキキョウの花が咲いている。
 
 
その後、「天狗の留まり場」は通過。

 
12:20 「天神ザンゲ岩」で一本。

 
「肩の小屋」の直下で雨になり、雨具を着る。
 
 
12:50 雨宿りを兼ね、「肩の小屋」で昼飯にする。
小屋の中で持ち込みの昼飯では悪いと思い、コーヒー(400円)を頼む。
 
 
休んでいる間に雨が上がった。
西を見ると「オジカ沢ノ頭」から「万太郎山」に続く尾根が、綺麗に見えた。
13:40 小屋を出発。

 
13:43 「トマノ耳・谷川岳」1963mに到着

 
眼下に「西黒尾根」が見える。
標高差1200m、上から見上げると短く見えるが・・・

 
尾根沿いに歩き始めると、眼下に「マチガ沢」が見える。
岩壁が荒々しい。
 
 
 
 
14:10 「オキノ耳」を通過。

 
東を見ると「白毛門」から「朝日岳」が同じ目線に見える。

 
「オキノ耳」から先は、「一ノ倉沢」の上部にあたる。見下ろすと岩登りの聖地がそこにある。
暫く歩くと、「ノゾキ」に着く。覗き込むと、胸がドキドキする。

 
 
 
「ノゾキ」の先にクサリ場があるが短いので心配ない。
 
 
「一ノ倉岳」の手前に避難小屋がある。
輪切りにしたコルゲート管で出来ている。その名の通り避難用の小屋だ。

 
15:30 「一ノ倉岳」1974mの山頂に到着。一本。
「茂倉岳」へは、左の道だから注意。

 
16:27 「茂倉岳」1977mの山頂に到着。
また、ガスって来た。

 
山頂から西へ下り、今夜の宿、「茂倉避難小屋」に到着。
広くて綺麗だ。
 
 
水は小屋の脇にある天水。今夜のメニューはマーボナス。

 
 
 
8月16日(火)盆休み 晴れ
3:30 起床。
空には星と満月。天気は良さそうだ。
出発前、小屋の前で記念撮影。露払いの自分は、上下雨具を着た。

 
5:17 「茂倉避難小屋」を出発。 風無し、晴れ。

 
5:36 「茂倉岳」山頂を通過。
 
 
地図にも「笹平」と書かれているように、山全体が笹に覆われている。
上越国境の尾根に沿って、一本の道が付いている。
その道を「蓬峠」に向かって歩く。
\(^o^)/
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
7:40 「武能岳」1759mの山頂に到着。
360度パノラマに見とれ暫し休憩。 7:55出発。
 
 
 

「蓬ヒュッテ」が見えてきた。
8:50 「蓬峠」に到着。
ここで早めの昼飯。

 
 
 
9:40 出発。
 
「土樽」までの下りが長かった。
(T_T)
道も滑りやすくて、高度が下がるにつれ気温が上がり、
最後の林道歩きはバテバテだった。
 
 
「土樽」手前の公園に銅像があった。
谷川連峰の越後側の開発に貢献された「高波吾策」さんのもの。
「茂倉新道」「吾策新道」「平標新道」の工事費用を出されたそうな。
戦後、「土樽山の家」の管理人もしていたそうな。

 
「土樽駅」の手前に「雪国 清水トンネル」と書かれた案内がある。
川端康成の小説、「雪国」のことだ。「清水トンネル」の出口は、この近くだ。
但し、今は、上り線に変わっているらしい。

 
13:45 土樽駅」に到着。

 
時刻表を見ると上り電車まで、まだ1時間以上ある。
そこで一旦、越後湯沢駅に行き、そこから新幹線に乗ることにした。
(●^o^●)
 
 
 
 
上越国境、静かで、それでいて大きくて。
東京から近いし。
良い山だ。
 
(^。^)y-.。o○
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