山行記録 2014年 No.2
3月4日(火) 日帰り山行

奥多摩 馬頭刈尾根 (884m) 初級コース
 

アクセス・コースタイム
 
3/4(火)
電車:高砂駅[5:35]−神田駅[6:04]−武蔵五日市駅[7:36着]
バス:武蔵五日市駅[7:47発]−千足バス停[8:15着](\460)
徒歩:千足バス停[8:15発]−林道終点[8:35着]−綾滝 [9:30着/9:40発]−
    つづら岩[10:50着/11:00発]−見晴らしの良い岩[11:35着]−鶴脚山[12:05着]−
    馬頭刈山[12:35着](昼食)[13:25発]−明光山[13:35着]−軍道分岐[14:10]−
    吊橋[14:35着]−秋川渓谷瀬音の湯[14:55着](日帰り温泉)(\800)
バス:秋川渓谷瀬音の湯バス停[17:29発]−武蔵五日市駅[17:45着](\310)
電車:武蔵五日市駅[18:04発]−神田駅[19:30頃着]

先月のリベンジ、馬頭刈尾根に再挑戦した。
今回は、ソリではなく、ちゃんとワカンを持って行った。
これが大正解! つぼ足にならず、快適な歩きが出来た。
特につづら岩から鶴脚山の尾根は、雪が締まっていて、雪が無い時より快適だった。
 
そして秋川渓谷瀬音の湯の温泉は、肌がつるつるする温泉で、気持ちが良かった。
平日にもかかわらず、駐車場にも、温泉にも人が多かった。
 
馬頭刈尾根に秋川渓谷瀬音の湯の組み合わせは最高だ。(*^^)v
 
ネットのウェザーニュースで4日の晴れを確信し、前回のリベンジとばかり休みを取った。
朝4時に起床。テルモスにカラメルマキアートを詰め家を出る。
前回はワカンを持って行かなかったためラッセルに時間が掛かり敗退した。
今回は、ワカンを入れる袋も作り万全のた態勢で出発した。
朝は雲が多かった。
バスの時間に合わせ高砂5時35分発の電車に乗込む。

立川で乗換え武蔵五日市駅で7時38分のバスに乗る。
バスには登山者が3人。平日に山に来るのは自分だけじゃなかった。
村道の除雪は終わっていて、今日は予定どおり千足バス停で降りる。

 
8時15分、バスを降りるとすぐに歩き始める。
3週間前に歩いたばかりの道。初めはペースを上げず、準備運動のつもりで歩く。
民家が無くなると、前回、除雪されていなかった林道に着いた。

 
前回、自分達が付けたトレースがそのままルートになっていた。
場所によっては前回より雪が深い所があった。
吹き溜まりと、雪崩のデブリだ。
 
8時25分、林道の終点に着く。ここでスパッツを付ける。
そして、前回、素通りしてしまった天狗滝ルートで登る。
 
 
小天狗滝、天狗滝にはすぐに着いた。
天狗滝の先で沢を渡り、急な斜面を10mほど登ると、杉林のルートに戻る。
 
 
この辺りで、日差しが差し始める。天気予報通りだ。
 
 
9時30分、綾滝に着いた。

 
ここで一本取りながらワカンを付ける。
25年ぶりのワカン。感無量。

 
しかし、雪が腐っていて、ワカンでももぐる。でもつぼ足よりはましだ。
杉林の中は、杉の枯れっ葉でルートが分かりにくい。
3週間前の記憶を思い起こしながら、斜面の左を登ると踏み跡が現れた。

 
尾根上のルートは日当たりが良いのと岩が多いことから雪が少ない。
 
 
それでもワカンを付けたまま1時間登り続け、10時50分、つづら岩の手前、稜線の分岐に着いた。
分岐の手前は、前回同様、雪が深い。ここで1本。

 
ここから稜線沿いに南東に進む。
斜面をトラバースするとすぐ稜線の左に移るが、その付近が吹き溜まりで雪が一番深く、ルートの案内板がすっぽり埋まっていた。

 
そこから稜線歩きは快適で、青空の下、ワカンでスイスイ歩く。
トレースもあるが、つぼ足の踏み跡、かえって歩きにくい。
ワカンの自分は、それとは関係なく、新雪の斜面をスイスイ歩く。
 
 

 
30分ほど歩くと見晴らしの良い岩場に着く。ここで写真タイム。
富士山をチェック。
これから進む鶴脚山と馬頭刈山が見える。

 
 
 
12時5分、鶴脚山(916m)に到着。

 

 
一旦下ると伐採された斜面に出る。分岐の看板があって、泉沢に下れるようだ。
 
 
更に30分歩くと、馬頭刈山(884m)に到着。大きなルート図とベンチがある。
ここで昼飯にする。風もなく、登山者もなく、静かな山だ。

 
 
 
振り替えると大岳山が白いセーターを着たみたいにそびえていた。
1時間休憩し13時25分に下山。

 
下り始めるとすぐに伐採された斜面に出る。ここから立川方面の景色が良い。

 
そこを超えるとベンチがある小ピークに出る。
ここで一人の登山者に出会う。
 
ワカンで快適に下ると杉林の中の高明神社跡に出る。
この先は雪が腐っているのでワカンを外す。

 
14時10分、軍道との分岐を右に曲がり秋川渓谷瀬音の湯に向かう。
更に下るとベンチがあった。
 
 
下り始めて1時間、一旦民家の近くに出るが、道路に降りず吊り橋を渡り、一度登り返す。

 
更に20分歩くと秋川渓谷瀬音の湯に到着する。(14時55分)

 
手前の駐車場には車が沢山停まっていた。平日だと言うのに、かなりの人気だ。
建物前には足湯もある。
800円払い、温泉へ。無色透明のお湯だが、入ると肌がぬるぬるする不思議なお湯だ。
バスの時間までかなりあったので、サウナや露天風呂をたっぷり1時間半楽しんだ。
併設して食事処と物産販売所もある。
建物もこっていて、木造ラチス構造がかっこ良い。
平日でもこの混みよう。納得できる。
 
17時29分発のバスを待っているとおばさん登山者から声を掛けられ、拝島で乗り換えるまで、ずっとおしゃべりしていた。
一期一会。出会いも面白い。
 
【編集後記】
 ワカンで歩くのは楽しい。
 アイゼンと同じくらいに。
 ( ^^) _旦~~
 
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